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薬の服用と中高年の健康維持対策

長く健康に暮らすには、薬との上手なつきあい方も大切です。

今からさかのぼる事約7年前、突然何とも言えぬ不安症状に襲われた私。診察の結果つけられた病名は「適応障害」でした。病名だけを聞くとあまりぴんと来ない方が多いと思いますが、「神経症」あるいは「パニック障害」と言えばイメージが伝わりやすいかもしれません。実は発症はそれが初めてではなく、30代半ばで罹ってから、その後数回治癒と再発を繰り返してきました。誤解のないように言っておきたいのですが、適応障害は治癒可能な病気です。有名人の中にもこの病に罹り、克服して現場に復帰され活躍されている方が何人もいらっしゃいます。ただ、その他の病気同様この病も罹りやすい体質や気質の人があるので、どうしても再発はしやすいようなのです。現在の私はその何度目かの再発の治療を数年間続けて来て、最近ようやく処方される薬が減って来たところ。昨年は更年期障害とも重なって本当にしんどい日々が続きましたが、今年は長くて暗いトンネルを抜け出しそうな予感がしています。ここまで来るには心療内科のお医者さんとの様々なやりとりがありました。そしてその時々の状態に一番あった薬の処方にずっと助けられてきたと感謝しています。おかげさまで今年はここ数年の中では一番健康な状態で過ごせています。

よく薬は「諸刃の剣」と言われますね。何かの症状に効くけれど、同時に副作用を生むことがあるからです。その副作用という観点から、薬は使わない方が良いという考え方もあるようですが、個人的にはそうではないなぁと思います。薬は弱っている時に自分を支えてくれる杖なのです。杖なしでは歩けない人でも、訓練次第で自力で歩くことができるようになりますね。薬もそれと同じ。しんどい状態を薬でしのぎながら、その間に自分自身の治ろうとする力(自己治癒力)の働きを高めていく。最終的に病気を治すのは薬ではなく、自己治癒力です。自分自身の力が十分についたなら、杖=薬は手放しても大丈夫ですよね。私は薬を使っている間はいつも「ありがとう」という気持ちを持つようにしてきました。何かの本にも「この薬を飲むことで、私の症状はより一層良くなります」と念じながら薬を飲むと、ただ飲むだけよりも効果が出る、と書かれてありました。私の薬とのおつきあいもあとしばらくでしょう。最後の一粒になるまで、毎回感謝しながら飲んでいきたいと思っています。

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